令和4年4月より支援学校向けプログラムの体験者の方、数名が当施設に通所されます。
支援体験でご自身に合った仕事を見つけてやりがいを感じ、楽しんでいただけたからとか。
やりがいのある仕事は楽しいものだと退官するためのプログラムがお役に立てて、嬉しい限りです。
これからも皆さまに合った仕事の提案を心がけてまいります。 支援員一同
令和3年9月8日 当施設代表、平岡美幸のブログより
9月6日の月曜日、お母さんと支援学校高等部三年生の男の子が見学にこられました。
来年の就労を控えて、先生からのご紹介でお母さんのお仕事のお休みを利用して、ダンケに足を運ばれてました。
まずは、ダンケの名物?
お菓子くじを引いていただき、少し緊張をほぐしていただきました。
見学をした後、生徒さん、お母さんと私でお話をしました。
ご本人さんからは
1.お弁当はどうしたらいいか?
2.カレーの仕事がしたいとか
3.自転車は何処に止めたらいい?たくさん質問がでました。
その時のお母さんの少し安堵の表情をみて、私もほっとして、ダンケがこの子たちの居場所になって、ありがとうと言ってもらえる仕事を創りを継続していくぞ!とあらためて思いました。
以下の写真はご本人及び保護者様、今回体験の八尾支援学校様からの掲載のご許可を頂いております。
体験プログラムレポート
仕事の内容は袋へのシール貼り、小分け作業、スパイスの分類の勉強から仕分け、送り状の宛名書き、iPadを使って文書入力、個々の得意を聞いたうえで、少しずつ休息をとりながら、いろいろと仕事をしてもらいました。
今後はどの仕事をしたのかや、その仕事をした場合の工賃などを書いた紙を渡して、本人さんのモチベーションをあげて仕事への意識や働く喜びをさらに強めてもらおうと思います。
1週間の体験期間中、自宅からダンケに来ること(通所)を大切にされ、少しずつ一人で歩く距離を伸ばしていかれたご本人と保護者の方がおられました。
数年前の私は自身の息子と同じことをしましたが、この経験がとても現在、役に立っております。
サービス管理責任者 ひらおか みゆき
現在、当施設では支援学校向けのプログラムとして
1.パソコンを使っての作画プログラム(デザインの販売につなげます)
2.パソコンを使っての作文プログラム(企業の依頼に基づいた文を作り販売します)
3.1及び2の技術を活用してのホームページ作成(又はその勉強)
4.iPADを使用しての作画・作文プログラム(基本的に1.2と同じであるが片手で扱えたり、ペンが使えます)
5.スパイスなど勉強(将来的に当施設で販売するスパイスの調合に携わるための勉強です)
6.身体の仕組みと肩のほぐし方の勉強(整体の勉強になり、将来の独立も考えられます)
7.接遇の勉強(5の整体院のお客様を出迎えからお送りするまでの勉強をします)
8.洗濯や掃除(洗濯機や掃除機の使い方、トイレ等のみんなで使う場の掃除をします)
9.内職(企業様から出された内職をします※袋詰め・検品等)
を、ご用意しています(障がいの程度や本人の希望により他の仕事や軽作業もあります)
上記1~8は実際に当施設の利用者の方が携わられている仕事で、これにより1時間100円+成果に対しての工賃が支払われます(1~8については支援員による個別勉強会・個別指導があります)。
例
新卒 知的を伴う自閉症による障がい(判定は重度) 19歳 労働時間午前10時~14時
昼1時間休憩※施設から弁当提供※本人負担200円
月平均20~25日通所
2021年6月例
(一日3時間作業300円+平均加算150円)×23日=工賃10350円
手取り 工賃10350円−弁当本人負担4600円(23日分)=手取り工賃5750円
※お弁当代440円の差額240円は国と施設より助成(2021年7月現在※今後は国などの施策の変更により変わることもあります)
事業所体験の場合も事前にご予約いただけたらお昼のお弁当を他の利用者の方と共に召し上がっていただけます
(お弁当の費用に関しましては施設までお気軽にお尋ねください)
2021年4月当施設で1に携わられている方の作品が、大手企業様の絵本の話の公募で最優秀賞を受賞されました